2019/08/28
110 納棺
私たち(株)花葬は、葬儀の中でも、納棺はとても大切な儀式だと考えます。
なぜならば、納棺は、通常故人様と近しいご遺族やご親族だけで執り行われるからです。
納棺とは、文字通り亡き人のお身体を棺に納める儀式です。
その納棺がどのように行われるのか、わかりやすく解説いたします。
【納棺が大切な儀式である理由】
納棺がとても大切な儀式だと考えるその理由を、もう少しかみ砕いてお話しします。
葬儀というのは、故人様のご逝去から、ご安置、打合せ、納棺、通夜、葬儀、火葬と、慌ただしく進んでいきます。
そんな中でも、納棺は故人様とゆっくり向き合うことのできる、そして故人様のお肌に触れることのできる、プライベートな要素の強い時間です。
通夜や葬儀・告別式という儀式は、多くの人が普段は足を踏み入れるのことのない葬儀式場で行われます。
慣れない喪服を着用し、ご寺院様や参列者の方々の対応に追われたりもし、そこではなんらかの「社会性」が求められ、どうしても緊張を強いられます。
だからこそ、身近な人たちだけで行われる、おごそかではあるもののアットホームに行われる納棺に意味があります。
まわりは自分たちの家族や親族だけ、そしてその中央には故人様。
納棺では、誰にも気兼ねせずに、故人様と向き合えるのです。
納棺は、湯灌、旅支度、納棺の順に行われます。順番に解説いたします。
【湯灌 故人様のお身体を清める】
湯灌とは、納棺に先立って故人様の身体を清める儀式です。
病院の看護師や、あるいは葬儀社によるエンゼルケアはすでに済んでいる状態ですが、儀式として、改めて親族たちの手によって身体を清めて差し上げます。
湯灌は昔から行われていた葬儀の慣習のうちのひとつです。
昔は盥に沐浴させていたようですが、最近では顔や手を足など、肌の出ている部分を拭いて差し上げる「拭き湯灌」が一般的です。
用いられるのはアルコールに浸した清浄綿や、湯に浸けた布などです。
喪主様から始めて、故人様から近い順番に湯灌をしてあげます。
【死装束 亡くなったあとの旅のお姿】
湯灌できれいに清められたお身体に、死装束(しにしょうぞく)を着せてあげます。
死装束とは、四十九日間の旅の姿のことです。
仏教では、亡くなって49日間の旅を経て来世の行き先が決まると言われています。
四国のお遍路さんのような白い装束を思い浮かべてもらえればよいでしょう。
手には手甲、脛には脚絆、足に足袋を履かせます。
その他、首から下げる頭陀袋、その中には三途の川の渡し賃の六文銭(いまは貨幣ではなく印刷された紙を納めます)、額に当てる三角形の天冠、草履、笠、杖などを身につけます。
旅支度は、宗教や宗派によって異なることもあります。
たとえば、浄土真宗では死装束を着せませんし、神道では神職に似せた姿にします。
最近では、死装束そのものをやめて、故人様が愛用していた衣服を着せるケースも多く見られるようになりました。
【納棺 みなさまの手で故人様を棺の中に納める】
湯灌をし、死装束を着せ終わると、故人様を棺の中に納めます。
その場に居合わせる者全員で、お身体を抱えて納棺します。
また、その時に副葬品がある人はご用意しておきます。
副葬品とは、故人様と一緒に柩の中に納めるもののことです。
原則可燃のものに限りますが、故人様が愛用していたものやお手紙など、想いのこもったものを納めて差し上げましょう。
【オプションサービスとして湯灌師や納棺師を手配する】
納棺は、ご家族と私たちスタッフとともに行います。
これらの納棺はプランの中に含まれているものですが、より丁寧に故人様をお見送りしたい方は、オプションサービスとして、専門の湯灌師や納棺師の手配もできます。
湯灌師による「シャワー湯灌」では、実際に故人様を沐浴してさしあげます。自宅や建物の中に浴槽を搬入して、湯灌師がシャンプー、髭剃り、爪切りなども行い、丁寧にお身体を清めます。
また、納棺師によるラストメイクも、多くのお客様によろこばれています。
メイクをすることで、故人様の印象がぐっと明るくなります。ご逝去時の、闘病の疲れなどでやつれてしまった表情が見違えるようになるため、ご遺族も前向きに葬儀に臨めるようになります。
ラストメイクでは、頭髪を整え、男性の場合は肌につやを戻し、女性の場合はその上にナチュラルメイクを施します。
プランとは別のオプションサービスではありますが、興味がある方はお気軽にご相談下さい。
いかがでしたでしょうか?
(株)花葬では、納棺の時間を大切なものとして捉えています。ご家族が故人様のお肌に触れながら、お偲び頂きます。
とはいえ、昨今では安置施設を利用の方も多く、納棺を当社に一人頂くケースも増えております。
私たちは、お客様の想いやご希望をしっかりとお伺いし、その状況に合わせて適切なご提案やアドバイスをさせていただきます。
私たちは、川崎市や横浜市の葬儀のプロフェッショナルです。
横浜市北部斎場、横浜市久保山斎場、横浜市南部斎場、横浜市戸塚斎場、かわさき北部斎苑、かわさき南部斎苑のご利用は、(株)花葬にお任せください。
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