2019/08/28
111 通夜の準備、流れ、注意点
【時代によって移ろう通夜のあり方】
通夜とは、葬儀の前夜に行われるセレモニーであり、夜更けもふくめた前夜全体のことを指します。
現代のお葬式は、「通夜式」と「葬儀・告別式」という儀式を2日に渡って執り行うスタイルがスタンダードです。
そもそも通夜とは、近親者が夜通し付き添って故人を偲び、線香やローソクの番を寝ずにしたことを言います。この夜通しが転じて「通夜」と呼ばれるようになりました。
しかし昨今では葬儀前夜に執り行われる通夜式として儀式化しています。
午後6時ころに通夜式を始め、儀式そのものは1時間程度です。その後は午後9時ころまで「通夜ぶるまい」と呼ばれる飲食の席で故人様を偲びます。
儀式としての通夜式は1時間程度で、あとは各々が故人を偲びながら夜を過ごします。
【通夜までに準備しておくこと】
通夜式は、故人様とご家族の最期の夜であると同時に、故人様と生前つながりのあった方々にも参列してもらう場です。
通夜式を迎えるにあたり、私たち葬儀社は開式の数時間前から式場の設営に入り、ご家族や参列者を迎える準備をします。
一方でご家族にも準備してもらわなければならないことがあります。
- 服装
遺族は正式な喪服を着用します。喪主や、故人に近い方は和装が正式とされてはいますが、洋装を着用しても構いません。両日とも長丁場になりますので、負担の少ない服装にしましょう。
一方、参列者の服装も黒の略礼服ですが、平服でも構わないとされています。これは忙しい中、仕事先などから駆けつける人に対しての配慮から生まれたマナーだと思われます。ただし、平服とはいえ、なるべく華美な服装は避けましょう。
- 貸衣装や着付け
もしも貸衣装や着付けが必要な場合、私たち葬儀社にご相談下さい。サイズをお伝えいただければ、和洋共に喪服のご用意ができます。また、和服をご希望の方は着付け師の手配もできます。自宅や式場など、ご指定の場所まで出張いたします。
- 親族の宿泊先
多くの葬儀式場では、通夜の夜に宿泊ができます。しかし、葬儀場に宿泊できない場合や高齢の方など、宿泊施設の手配が必要な場合は早めに予約をしましょう。
- 供花の順番
ご親戚や関係者の方々からいただいた供花は、祭壇の脇に並べて飾ります。
お花にはそれぞれ差出人の札を掲げます。
一般的に供花の順番は故人様から見て血の濃い順番ですが、そうでないケースもあります。私たちスタッフと相談しながら進めていきます。
- 席順の確認
座席に座る順番を確認します。この順番がそのまま焼香の順番となります。
通常は、親族席と参列者席を分けて設けます。左右で分けるケースと前後で分けるケースとがあり、これもスタッフと相談しながら決めていきます。
- 受付の確認
親族や参列者が記帳や香典の差出をするための受付スペースを設けます。
受付の窓口の数は葬儀の規模によって変わります(「親族」「一般」などと区分を設けます)。
- お手伝いの手配
多くの参列者の、お手伝いの人たちが喪主に成り代わって各現場で受け入れます。
依頼するお手伝いの人数は葬儀の規模によって異なります。
受付、会計、記帳所、駐車場などが主なお手伝いの現場ですが、さらに規模が大きくなると駅や道角での案内、下足札、返礼品配り、通夜ぶるまいの配膳などがあります。
喪主は開式前にお手伝いの人たちにあいさつに出向きます。
また、寸志や食事の用意をすることもあります。
- 喪主挨拶
通夜式の形によっては、通夜式の中で、あるいは通夜ぶるまいの中で、喪主が挨拶をする場面がありますので、予め文面を考えておきましょう。
【通夜式の流れ】
ここでは一般的な通夜式の流れをご紹介します。
通常、通夜式にかかる時間は45分から1時間前後です。
- 導師入場・開式
- 読経
- 導師焼香
- 喪主焼香
- 親族焼香
- 参列者焼香
※焼香後、参列者を通夜ぶるまいの席に案内するのが一般的です。この時に会葬御礼や香典返しの返礼品をお渡しします
- お手伝い様焼香
- 読経終了・法話
- 導師退場・閉式
- 親族を通夜ぶるまいにご案内
【通夜ぶるまい】
通夜ぶるまいとは、故人様を偲ぶために設けられる飲食のことです。
寿司や煮物などの大皿料理と、飲み物をふるまいます。
通夜ぶるまいは喪主から参列者への想いのこもったものですので、案内されたら、可能な限りは席につくようにしましょう。
また、かつては僧侶にも同席してもらっていましたが、最近では料理の代わりに「お膳料」として包みをお渡すのが一般的になっています。
【式場への宿泊】
通夜ぶるまいは夜9時ころに終わるのが通例です。式場に宿泊する人以外は帰宅します。
宿泊の際は式場のルールをきちんと守るようにしましょう。
特に、従来の通夜は夜通し交代でお線香の晩をしていましたが、最近では消防署からの指導で9時以降の火の使用を禁じられているので注意しましょう。
いかがでしたでしょうか?
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