2019/08/28
113 出棺・火葬・初七日法要の流れ
この記事では葬儀を終えた後の出棺、火葬、そして初七日法要について取り上げます。
通夜の日と違って、葬儀の日は長丁場となります。
なぜならば、葬儀・告別式を終えると、故人様は火葬場へと出棺し、荼毘に付されるからです。
さらには式場に戻って初七日法要を執り行うため、1日かけて葬儀の行程を進めていくことになります。
しかし、故人様を弔う上で、火葬はとても大切なことがらです。
この記事では、出棺、火葬、そしてその後の初七日法要についてくわしく丁寧に解説して参ります。
【出棺】
出棺とは、故人様の納まったお棺を霊柩車に載せて火葬場へ出発することです。
式場から霊柩車までは男性6名程度で棺を運びます。
棺の後ろを、位牌を持った喪主、遺影を持った親族が続くので、誰が何を持つかは事前に決めておきましょう(順番は異なることがあります)。
喪主は霊柩自動車に同乗し、火葬場に同行する人は葬儀社が手配するマイクロバスや自家用車などであとについて行きます。
また、横浜市には4つの公営斎場(北部斎場、南部斎場、久保山斎場、戸塚斎場)があり、そのうちの久保山斎場を除く3つの火葬場には葬祭ホールが併設されています。
この場合は、霊柩車などを使用せずに、場内を歩いて火葬棟まで移動します。
【火葬】
横浜市内には4つの公営の火葬場と、1つの民営の火葬場があります。
どの火葬場でも、火葬の前には故人様とのお別れの時間が設けられます。棺のふたを開けてのご対面、お花入れ、焼香などをしていただきます。
火葬時間は約70分〜90分で、場内の休憩室で待機します。
火葬が終わると焼骨となった故人様とご対面しますが、火葬場によって方法や流れは若干ことなります。
たとえば、久保山斎場の場合では、火葬炉の前で拾骨をしますが、戸塚斎場では別の場所に設けられた拾骨室で行います。
お骨は、箸で拾い上げて骨壺の中に納めますが、2人1組でひとつのお骨を拾います。
ここで用いられる箸は「御骨箸」と呼ばれ、一方が白木、一方が竹のものを用います。骨壺の中に遺骨を納めると、次の人に箸を渡して、その場に居合わせる全員でお骨を骨壺に納めます。
箸を順番にまわして全員で拾骨することを「はしわたし」と呼び、故人様をあちらの世界に橋渡しという意味があるようです。
【初七日法要】
火葬を終えると、出棺車両に分譲して葬儀式場や寺院に戻ります。市営斎場のように式場が併設している場合は、ホール棟へと館内を移動します。
火葬の後には初七日法要を執り行います。
死後四十九日間は、死者の霊を丁寧に弔うため、死後七日ごとに法事を執り行っていました。
そして初七日法要は、三十三回忌まで続く追善供養の最もはじめにあたる大切な法要です。
本来であれば亡くなった日の7日後に行われるものですが、最近では親族が集まっている葬儀当日に繰り上げて行うのが慣例です。
初七日法要では、祭壇に位牌と遺骨と遺影を並べて、寺院に読経をいただき、家族や親族は焼香をします。
【精進落とし】
精進落としとは、火葬後に親族に振る舞う食事のことです。
本来は、四十九日の忌明け後に食べる食事のことを意味しました。
身内に不幸があった家では、死後49日間は喪に服し、肉や魚を断ち、米や豆や野菜などの殺生をしていない料理(=精進料理)をのみ口にしました。それを終えることから「精進落とし」と呼ばれているのです。
精進落としでは、火葬まで立ち会ってくれた親族に懐石料理を用意し、もてなします。そのため、上座に親族が座り、喪主や家族は末座に座ります。
まず喪主が挨拶を述べて、次に親族の中の代表者が「献杯」の発声をします。
通常は「乾杯」で食事の席を始めますが、仏事や葬儀の席では「故人様に献じる」という意味から「献杯」と発声し、グラスを合わすことはしません。
【副葬品】
副葬品とは、故人様と一緒にお棺の中に納めるもののことです。
副葬品は古くから見られ、へその緒や着物や人形を入れていたようです。
これは現代でも通じるところがあり、故人様が愛用していた服やぬいぐるみなどを入れる人は多くいます。
昔は土葬でしたので、副葬品の種類も多かった(陶器や金属製のものも含む)のですが、いまは火葬炉の中にお棺を納めるため、棺の中に納めるものは、原則可燃のものに限られます。
副葬品として納められないものには、ビニール製品や化繊の衣類(公害の原因)、カンや瓶やガラス(遺骨の損傷)、テニスラケット、ゴルフクラブ、釣り竿などのカーボン製品(火葬炉の故障)、大きなぬいぐるみや辞書(燃えにくい)などがあります。
また、故人様の心臓にペースメーカーが入っている場合は、必ず葬儀社スタッフに事前にその旨を伝えておきましょう。
いかがでしたでしょうか?
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