2016/11/18
28 常識? 恥をかかない為のお焼香のやり方!
1 お焼香とは葬儀の際、正しいお焼香のやり方をご存知ですか?
お葬式は経験する回数も少なく、「お焼香なんて前の人と同じようにすればいいや」と思われる方も多いかもしれませんが、大人ならば知っておきたい
お焼香の正しいやり方と基本的なマナーについてご紹介しましょう。
お焼香とは、仏や死者に向けて香を焚いて拝むことを言います。
お葬式や法要などでよく見かけるもので、細かくした香を香炉に落として焚きます。
心と身体の穢れ(けがれ)を取り除いて清浄な心でお参りするための作法であり、
一般的に左手に数珠を掛けて右手でお焼香を行います。
線香焼香というものもありますが、これは日常のお参りに用いられるもので、
通常は「線香を上げる」と言われます。
2 お焼香のやり方と3つのやり方まずは右手の親指・人差し指・中指の3本で抹香をつまみ、額の高さまで上げ(「押しいただく」といいます)指をこすりながら香炉に落とします。宗派により違いますが、これを1~3回行います。
お焼香には立礼焼香、座礼焼香、回し焼香の3種類があります。
式場の規模や様式によってお焼香のやり方が違います。
1 ■立礼焼香 最近のお葬式よく使われるやり方になります。
立礼焼香は椅子席の式場で多く利用されるものです。
① 焼香台の手前で止まり、遺族と僧侶に一礼します。
② 身を正して遺影に合掌、一礼します。
③ 焼香台に進み、お焼香します。
④ 再び合掌し、最後にもう一度遺族に一礼して戻ります。
2 ■座礼焼香
座礼焼香は畳敷きの式場で多く用いられます。
この場合、基本的な順序は立礼焼香と同じになりますが、
まっすぐ立たず、移動の際は腰を落とし、お焼香の際は正座します。
3 ■回し焼香 足の悪い方がいる場合やお寺などで多く用いるやり方
回し焼香は会場が狭い場合などで用いられる方法です。
他のお焼香の場合とは違い、自分で行くのではなく焼香炉が回ってきます。
受け取った焼香炉を自分の前に置き、お焼香が終われば隣の人に回します。
椅子席の場合は自分の膝の上にのせましょう。 つまみ、押しいただき、落とすという基本的な作法があるわけですが、
これを行う回数は宗派によって違いがあります。
相手の宗派に沿って行うというほうが丁寧ではありますが、
自分の信仰している宗派があるなら、その宗派に沿ったやり方でも問題ありません。
宗派により異なりますが、1回あるいは3回お焼香をします。
回数はそれほど大事なものではなく、
相手の宗派も自分の宗派もわからなかったりする場合には、 1回で問題ありません。
ただ、信仰している宗派があったとしても、
時間調整など会葬者が沢山居る場合は回数が指定される場合があるので、その時は従うようにしましょう。
お焼香回数
・ 天台宗 抹香 3回
・ 真言宗 抹香 3回
・ 浄土宗 線香/抹香 とくに決まりはない
・ 浄土真宗 本願寺派 抹香押しいただかずに1回
・ 浄土真宗 大谷派 抹香押しいただかずに2回
・ 臨済宗 抹香2回。1回目は押しいただき、2回目はそのまま落とす
・ 曹洞宗 抹香1回目は押しいただき、2回目はそのまま落とす
・ 日蓮宗 抹香 とくに決まりはないが3回が多い
故人と宗派が違った場合であっても、自分の宗派のやり方ですれば問題はありません。
しかし、これは自分の宗派のやり方をわかっていることが前提であり、
最低限知っておくべきマナーでもあります。
自分の宗派の作法を覚えた上で、余裕があれば相手の宗派の作法についても知っておくと、互いにとって心おだやかな葬儀を執り行うことができるでしょう。
(株)花葬では、家族の宗派の作法をお教えしますので、ご安心してください。
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