2018/02/20
70 通夜・葬儀・告別式での焼香・香典・拝礼のマナー
川崎の低価格葬儀専門の(株)花葬です。
本日は、「焼香・香典・拝礼」に関するお話を掲載します。
通夜・葬儀・告別式の会葬でのマナーは数多くありますが、今回は、その中から「焼香・香典・拝礼」について紹介していきます。折角なので、その他、関連するポイントも合わせて見ていきましょう。最も大切なことは、故人を偲ぶ心が後回しにならないことです。故人だったらどう送ったら喜んでくれるのか、常に心に置いておきたいものです。
■会場に着いたときのマナー
お通夜に参列するときにまず注意したいことは、早く会場に到着しないことです。葬儀社などから場所を借りて待合室があれば問題ないのですが、自宅で通夜を行うときなどは、準備が整っていないことや、遺族に気を使わせることもあります。
ですので、開始時間に合わせるようにします。
受付があれば、お悔やみのことばを述べて、記帳をし、香典をお渡しします。
受付がない場合は、遺族にお悔やみを述べます。香典は遺族に渡さずに、ご霊前にお参りしたときに祭壇に供えます。
祭壇のある部屋に入るときは、先客に一礼をします。
席は案内があれば、それに従い、席が決まっていないときには先着順に座ります。
読経が始まっていたら、末席に座るのがマナーです。
■仏式会葬で抑えるポイント
僧侶の読経が始まると、喪主、遺族の焼香に続いて、弔問客が順に焼香を行います。
知り合いを見つけても、目礼をする程度にします。私語は慎みます。
式が始まってから、知り合いの隣の席に行くなど席を替えたりしません。
式が終わると、通常、「通夜ぶるまい」に案内されます。断らないのがマナーです。飲みすぎ、騒ぎすぎには気をつけます。
■香典を渡すときのマナー
香典袋(不祝儀袋)の表書きは、
宗教が分からない場合は、「御霊前」で全ての宗派で通用します。
仏式では、「御香料」、「御香典」、神式「御神前」、「御榊料」、「御玉串料」、キリスト教「御花料」と書きます。
楷書は、フルネームです。3名までなら全員の名前、それ以上の人数だと、「〇〇一同、もしくは、〇〇有志」として、全員の名前は別紙に記入をして香典袋に同封しておきます。
香典の額は、親類は1万円、その他の関係なら3千円~5千円が目安です。また、新札は渡しません。香典袋は袱紗(ふくさ)に包むのが一般的です。
香典を渡すときのことばの例文
■受付で渡すとき
・「この度は、誠にご愁傷様でございます。心からお悔やみ申し上げます。(袱紗から香典を取り出して、相手に字が読める向きにして差し出す)心ばかりでございますが、ご霊前にお供えください」
■霊前に供えるとき
・「(袱紗から取り出し、字はこちらが読める向きにする)この度のご不幸、本当に残念です。心よりご冥福をお祈り申し上げます。ほんの気持ちばかりですが、ご霊前にお供えさせていただきます」
香典のお返しは、
四十九日か三十五日の忌明け以降が習わしですが、最近では、即日返しと呼ばれる、通夜や葬儀・告別式の当日に、会葬礼状とともに手渡す形式が増えています。全員が同じ品物になるわけですが、見合わない香典をいただいた場合には、後から別の品を送ることもあります。
香典返しのことも、葬儀社に相談することをおすすめします。(株)花葬では、専門店同様の品揃えと適正価格でお手伝いいたします。
■焼香と拝礼の作法
葬儀・葬式は地域差がありますが、全国平均で90%以上が仏式とされています。
そこで、今回は仏式の焼香と拝礼の作法を紹介します。
●線香による焼香
・霊前に進み一礼。数珠は左手に持つ
・右手に線香をとり、ろうそくの炎をつける
・左手をあおいで、線香の炎を消す
・香炉(灰などが詰まった器)に線香を立てる
・合掌して一礼
・正面を向いたまま後ろに下がり、遺族に一礼
●回し焼香
・順番に香炉を置いたお盆を受け取る
・お盆を正面に置き、合唱して礼
・右手で香をつまみ、香炉にくべる
・合唱をして、次の人にお盆を回す
●抹香による焼香
・霊前に進み一礼。数珠は左手に持つ
・右手の親指と人差し指、中指の3本で抹香をつまむ
・軽く頭を下げ、抹香を目の高さにささげる
・抹香を香炉に落としていく
(※宗派で3~4を3回繰り返すなど回数や決まりが異なります。ご不明の場合には、事前に葬儀社に相談することをおすすめします)
・合唱をして一礼
・正面を向いたまま後ろに下がり、遺族に一礼
【最後に】
マナーについて見ていただきましたが、いかがでしたか。
知らないことの多い、葬儀の世界ですが、最も大切なことは形式にとらわれすぎずに、故人を偲ぶことです。言い換えれば、故人が喜んでくれるかどうかです。
最近では、故人の遺志を反映した新しいセレモニーなど、葬儀の形も変わっています。世間体や格式にこだわらず、葬儀内容を決める方が増えています。残された者の価値観だけではなく、故人に喜んでもらえることに趣を置くことが、葬儀を選ぶポイントになっています。
葬儀は地域の風習や慣習で違いがあります。町の専業葬儀社である(株)花葬は、その土地ならではの風習、習慣、葬儀に関する知識が豊富で親身になって相談に乗り、責任を持って葬儀を執り行います。安心してお任せください。
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